三蘇祠園林は川西の古典的な名園で、代表的な巴蜀名人記念性園林です。三蘇祠園林全体の配置は三蘇文化を脈絡とし、規則に従った配置と自然配置が融合しており、赤い壁と緑水に囲まれ、竹林が互いを引き立て合います。堂館や亭が入り組んで、「五分の三が水、五分の二が竹」という島居の特色を呈しています。園林は東西に分けられております。東側は蘇家旧居の範囲にあって、古風・質朴で荘重な園林風格を有する清時代の古建筑群です。西側は游園区で、人と自然の調和・共存を重視し、全体的な風格も巴蜀の古典園林の伝統を受け継ぎ、自然の野趣を重視しています。

現在、園内の園林緑地は50ムー近く、水域面積は15ムー、100年以上の名木古木は54樹あり、そのうち一級保護古木は5樹、二級保護古木は2樹、三級保護古木は47樹あります。