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古建築

抱月亭

抱月亭は瑞蓮東池の北東の角にあり、びた丘や溝を隔てて雲嶼楼と向かい合っています。亭の名前は蘇軾の『前赤壁賦』の「飛仙を挾んで以て遨遊し、明月を抱へて長へに終はらんこと」という意味を取り上げました。清の光緒元年(1875年)に四川督学使の張之洞が眉山にて抱月亭の建設を提唱し、民国の時にその大修理を行いました。この建物は木造で、周囲に「美人靠(背もたれ木製椅子)」があり、二重にして宝形造の筒瓦屋根を有しています。平面は正六角形で、1辺の長さは2.2メートル、高さは6.67メートル、建築面積は16.7平方メートル。亭内には「飛来椅(背もたれ木製椅子)」が設置されており、橋が池の畔と繋いて、東垣壁を沿って緑洲亭に行くことができます。

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